10日の政協会議会場で、上海市政協委員?申迪集団総裁の胡勁軍氏が、注目を集めている上海ディズニーが来年初頭から世界的範囲での求人をスタートさせる予定で、応募者に対して学歴などはさほど要求されてないと話した。また、ディズニーランドで働くスタッフは1万人を超え、関係する各産業に提供する職位数はさらに多くなるという。 　

  ディズニーを訪問する「観光客」ではなく、「スタッフ」になりたいと思っている人は少なくない。これまで、国際観光学会理事長のモリスン氏は、ディズニーが上海で着工した後、2〜3万人の職位が提供できると語った。これに対して、胡氏はこの数字を超えるのは間違いないと明らかにした。 　

  上海ディズニーランドの敷地面積は6000ムーで、周辺地域には数多くの飲食、ホテル、レジャーゾーンが配置される。この広い土地では、数万の仕事が待っている。胡氏は、今年4月土地の引渡しの後、求人作業は正式にスタートする。計画では、来年の初頭から、ディズニーの世界的範囲での求人作業は全面的に展開される。「求人は学歴にこだわらず、ディズニーの仕事のコンセプトにふさわしければ、高卒の学歴でも高級な管理職になることができる」とした。 　

  同時に、ディズニーの周辺市場も期待されている。上海ディズニーランドはディズニーのクラシックなストーリーとキャラクターだけではなく、中国人観光客に対して、新しい観光スポットと観覧プロセスを設計する。そして、同じく一連のディズニーテーマに合う商品は、絶えず市場に打ち出す。おもちゃ、衣装、記念グッズから映画、テレビまで。ディズニーが上海で日々成長していると同時に、さらに数多くの職位、創業のチャンスも関係産業分野に現れてくる。胡氏は「その部分の仕事の数は測り切れない。ディズニーが上海にもたらす仕事の数は2〜3万人を遥かに超えるに決まっている」と語った。

（編集：兪静斐）